eXceed3rd-JADE PENETRATE-      ストーリーデモ

 

すべてボス戦前のデモです。

 

 

STAGE1

 

ルゥ
『お姉さまお姉さまっ。レインおねぇ〜さ〜ま〜〜〜♪
レインお姉さまの一番弟子たるこの私を置いてけぼりにして、一人でスタートダッシュなんて酷いですぅ』
  
レイン
『・・・弟子をとった覚えはないけどね。ルゥ。あなたも予備選に参加してたの。
玉座に興味があるなんて初耳だけど、可愛い顔して野心家じゃなくて?』
   
ルゥ
『野心満々のレインお姉さまにだきゃー言われたくないですっ!実は、クラスのみんなで賭けをしまして』
   
レイン
『賭け?』
 
ルゥ
『ですです。みんなで予備選の優勝者を賭けてるわけですね』
 
レイン
『へぇ〜・・・』
 
ルゥ
『一番人気はなんといってもレインお姉さま、のお姉さま。セレスティアお姉さまですね〜。ぶっちぎりの大本命です』
 
レイン
『・・・認めざるを得ないわね。心底気に食わないけど』
 
ルゥ
『あとは学園ナンバー2の実力者、エルフのイリアスお姉さまも人気ですね。
もちろんレインお姉さまも候補に入ってますよ』
 
レイン
『学院で武闘派を挙げろっていったらそんなところかしら。妥当な線ね。で、ルゥは誰に賭けたわけ?』
 
ルゥ
『えっと・・・』
 
レイン
『もちろん私よね?
ああ、そっか、つまり私のサポートをするために予備選に参加したわけね。
甲斐甲斐しい弟子をもって嬉しいわ。あはははっ』
 
ルゥ
『あはは・・・』
 
レイン
『・・・』
 
ルゥ
『・・・』
 
レイン
『もちろん私よね?』
 
ルゥ
『賭け事は堅実なのが一番ですよ?』
 
レイン
『この裏切り者』

 

 

 

STAGE2

 

レイン
『ごきげんよう。サリアベル』
 
サリアベル
『フフフ、これはどうも。
開戦早々、最強と詠われる竜の眷属とエンカウントか。運がいいのかな私は』
 
レイン
『あら、己の不運を呪うべきじゃなくて?』
 
サリアベル
『どの道、キミにもキミの姉上にも舞台からご退場いただくのだから、
事は早いほうがいいだろう?時間は有限なんだからさ』
 
レイン
『相変わらず大した自信だこと。
ドッグファイトに優れた獣人の血が、貴方をそこまで自惚れさせるのかしら』
 
サリアベル
『たしかこのゲームのルールってさぁ、対戦相手を殺しちゃってもお咎めなしなんだよな?』
 
レイン
『なにが言いたいの』
 
サリアベル
『うっかり手が滑ってもしかたないってことさ。ごめんねぇ、うっかりだからさっ!』
 
レイン
『フン!いきがってなさい!』

 

 

 

STAGE3

 

ギー
『・・・。なんだ、妹の方か』
 
レイン
『な〜んか、今日は腹立たしい奴とばっかり会うなぁ』
 
ギー
『冗談よ。私は結構、レインの実力を買っているので。
私の可愛いペットたちを随分可愛がってくれちゃったね』
 
レイン
『ハッハッハ、もう4匹も倒したよー!』
 
ギー
『あなたのお姉さんは12匹だけどね』
 
レイン
『・・・あのやろ』
 
ギー
『開戦と同時に放った使い魔の大半をロストした。
消耗戦で挑めば持久力の高いリンドブルムにも分はあると踏んだのだけど・・・。
少し侮っていたみたい』
 
レイン
『それで已む無く術者本体も参戦ってわけね。
自ら矢面に立つなんて、サマナーとしては失格じゃない?』
 
ギー
『なぜ?』
 
レイン
『召還特化の魔術師の弱点は本体そのもの。
使い魔を一体一体潰すよりは本体を狙うのは常套手段でしょ』
 
ギー
『フフ、それは片腹痛い。
だったら、レインに悪魔召還術の最も基本的な知識を伝授してあげる。
使い魔は慈善事業でサマナーの兵隊をやってるわけじゃない。
相互の関係は契約ではなく服従。つまり・・・
私の飼ってる使い魔全てを相手にしたって、私一人の方が強いってことだよ!!』

 

 

 

STAGE4

 

イリアス
『あら、セレスの妹さん。ご苦労様』
 
レイン
『ご苦労様です。イリアス先輩』
 
イリアス
『もう予備選も終盤戦。残っているのは私たちとセレスだけみたいね
さすがセレスの妹さん・・・。というのはあまり褒め言葉にならない?』
 
レイン
『お気遣いなく。いつものことですから』
 
イリアス
『竜の直系の力を引き継ぐ姫君。セレスはみんなの憧れと羨望の的だものね。
そういう私もあの子に魅せられた一人だし。当然、嫉妬がないといえば嘘になるけど』
 
レイン
『私は子供の頃からいつだって姉さんの背中を追い続けてきました。
でも、いつもその差は一馬身差で。
私が追いつこうと足掻くと、簡単に引き離して先に行ってしまって。
でも私が転んで泣いていれば、なにも言わずに待っていてくれる。
そんな・・・どうしようもなくいけすかない姉さんなんです』
 
イリアス
『あはははっ、なんかそういう関係羨ましいな。
だけどね、セレスをライバル視しているのはなにも貴方だけじゃないわよ?
みんな魔王になりたくて学園で腕を磨いてる。
なのに私はあの子のお陰で万年、学園ナンバー2。
玉座はひとつしかないの。2位じゃ意味がないのよ。
この際、いい戦いにしようなんて言わない。
どんな手を使ってでも、私はここで貴方に敗れるわけにはいかないから。
覚悟はいいわね?』
 
レイン
『はい、よろしくお願いします!』

 

 

 

STGAE5

 

セレスティア
『きたわね』
 
レイン
『待っててくれたの。随分、余裕かましてくれるじゃない』
 
セレスティア
『余裕なんかじゃないわ。そうね・・・これはけじめ。
私はこの大会に勝って魔王になる。だけど、その前に決着をつけておきたい相手が一人だけ残ってる』
 
レイン
『・・・』
 
セレスティア
『翼も生えてない幼少の頃から、誰よりも多く闘った相手。
だから、誰よりも貴方の実力を理解している。
貴方がイリアスを倒してここまで辿り着くこと、私は確信していたわ』
 
レイン
『私も本当に闘いたかった相手はたった一人だけ。
追いかけて追いかけて、やっと辿り着いた姉さんと同じ舞台。
今なら誰にだってリンドブルムの姫の予備なんて言わせない!』
 
セレスティア
『そう、だったら最後にひとつだけ。
わかってると思うけど、これはまだ魔王選抜大会の予備選。
東や中央の学院にはもっと強い血族の末裔がいるって聞く。
本戦ではそんな奴の相手をしなければならない。
目指すべき玉座はひとつ。
猛者を集い競わせ、ファイナリストを選定する魔王選抜大会。
勝者が手にするのは世界最高の名誉、セブンカーディナルロードの称号。
最強種、リンドブルムに生まれた者は例外なく魔王を目指す宿命。
一族の威信と、なにより私自身の存在意義を賭して。
私はパンデモニウムの頂を目指す。
レイン、あなたにその覚悟がある?』
 
レイン
『この背に掲げた翼の意味を忘れたことなんてない。
竜の歩く道を邪魔する奴は一人残らず喰らい尽くすのみ・・・。
例えそれが血を分けた姉妹であったとしても!』
 
セレスティア
『それでこそ、相応しい。でも、それも今日で最後っ!』
 
レイン
『これが私たちの最後の決闘っ!・・・いざっ!』
 
レイン&セレスティア
『勝負!!』

 

 

 

 

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